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いただきます。

2022年もあと2ヶ月を切り、年末年始の話もちらほらと聞こえてきてハッとしました。
3ヶ月どころではないですがしれっと更新しておくことに。

昨年の冬あたりから草木染めに使うのに柑橘の皮と玉ねぎの皮を少しずつ貯めてました。
今年は玉ねぎが驚くほど高くなってしまい、ケチケチ作戦決行もあってなかなかたまらずで。
最近ようやく以前のような価格に戻ってきたので、玉ねぎをたくさん食べるようになりました。
血液サラサラになったらいいなの希望も込めて。

で、玉ねぎが貯まる前に、クチナシの実と枇杷の枝葉を使った糸染めの体験に行ってきました。

糸を染める前に、糸について知るということで繭から糸を取り出す昔ながらの工程を体験。
なかなか味のある?糸ができました(笑)。太さやらはともかく、絹の輝きが美しい〜
時間の関係で糸は少しだけになってしまいましたが、残りは真綿にして紡いで糸にすることに。

次にクチナシの実と枇杷の葉と小枝を使って既製品の絹糸で草木染めを体験。
思いもよらぬ色に染まっていくのが不思議。
同じ染液でも、色を定着させるための媒染剤に何を使うか、染める回数や時間などでも染め上がりが変わってくる。
いろんな条件で違いが生まれてくる。
そもそも同じ種類の草木でも個体差があるので色の違いが生まれるのは当然のことで。
先生が言っていた「色をいただく」という言葉で草木染めの面白さがひとつ理解できた気がしました。

いただきます。糸

そしたら次は毛糸だ!ということで、羊毛を染めて糸を紡いでみることにしました。
羊さんの毛を洗って、染めて、ほぐして、糸に紡いでいく。
これもまたすごく手間のかかる作業で。
その上、紡毛機の扱いに大苦戦。
常々、楽器が弾ける人はすごいな〜と思って生きてますが、あれと同じ?
左右の手で別の動きをしながら足も動かさないといけなくて、これが本当に苦手。
それでも糸になっていく面白さが勝ってるので苦戦しながら糸紡ぎも楽しんでます。

どんな色に染まるのか、どんな糸になるのか、どんなものを編む?織る?出来上がるのか
手をかけた分、楽しみも愛おしさもどんどん膨らんでいく。
知ることで作り手さんのこだわりにも思いをはせることができる。
ものづくりの良いところだなぁと改めて感じながら日々過ごしてますよ。







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2022-11-08 : 未分類 :
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Author:glögg
大阪港にて企画展や個展などの展示、ワークショップ、イベントの開催、他スペースなどへお出かけしてのイベント開催、出展などの活動を行い2019年1月をもってglöggの大阪港(天保山)での営業はひとまず終了いたしました!
ありがとうございました!
今後についてはおいおい。

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